インド独立記念日

8月15日はインドの独立記念日です。

毎年、インド国内はもちろんのこと、海外に在住しているインド国民の為に、各国のインド大使館で式典が行われます。

日本では『戦歿者を追悼し平和を祈念する日』とされ、一般には『終戦の日』とされていますので、靖国神社のすぐ近くにある在東京インド大使館周辺も警官がたくさん配置されていました。

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インドの国旗はサフラン、白、緑で、中央に『チャクラ』と呼ばれる法輪が描かれています。

サフランはヒンドゥー教、緑はイスラム教、白はその二つの宗教の和解とその他の宗教を表します。

イギリス支配下で独立を目指したマハトマ・ガンディー氏が独立運動の象徴として使用していた旗を基にしています。

中央の『チャクラ』は、独立運動中の旗では『糸車』であり、独立運動時に、イギリスがインドに導入した機械によってインド綿の大量生産品がインド国内に流通するようになり、インドの伝統技術である糸車による製糸技術が衰退していたことから、宗教闘争を越え、「糸車」で国民が一体となって糸を紡ぐように自国を自らで創っていく・・・という願いが込められたものでした。

今年の在東京インド大使館で行われた式典の様子をごらんください。

国旗掲揚

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国歌斉唱

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暑くて汗がダラダラ流れる中、元気いっぱいに国歌を歌ってくれる子供達。周囲の大人達ももちろん一緒に歌います。歌の後には在日インド大使と奥様も一緒に記念撮影。

・・・涼しげな顔に、「さすがインド人・・・」と思ったら、大使が、「そろそろいいですか?子供達が暑くてつらいですから。」と子供達を促し、大使館の中の会場へと移動しました。

インド大使のスピーチ

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インド大統領のメッセージ、また、独立の父であるマハトマ・ガンディー氏の精神を伝え、その精神を基になされてきた教育、文化、医療、国際関係などの発展と今後の展望をスピーチ。

子供達による合唱

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歓談

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会場内は人人人・・・

そんな中、今日は日本在住の一インド国民として普段着で大使館に来ていたいつもお世話になっているインド政府観光局の東アジア地区総局次長が大使と歓談しているのを発見したので、写真を撮らせていただきました。

お茶&軽食

別室には、飲み物と軽食も用意されていました。

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千鳥が渕

最後に、インド大使館のすぐ前の、千鳥が渕の蓮の花が満開だったので、写真に収めて、インド人の祝典を後にしました。

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インド通貨の正式記号(インドルピー)

この度、2010年7月15日にインドルピーを表記する記号が正式に承認されました。

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日本円なら『¥』、アメリカドルなら『$』、イギリスポンドなら『£』・・・という国際規格記号です 

インド以外にも『ルピー』又は『ルピア』を通貨とする国々(パキスタン・ネパール・スリランカ・インドネシア)があるので、それらとの識別を明白にするために作られました 

インド国内においても、標準語は『ヒンディー語』と定められていますが、多くの民族が多種にわたる言語を使用していますので、どの言語においても共通する記号の決定が表記上のトラブルを避けるために役立つことでしょう 

今後、この記号は6ヶ月を目安として 『Unicode』に登録され、18ヶ月~24ヶ月を目安として『ISO/IEC 1046』に、そして『IS 13194』にも登録されていきます。

各コンピュータソフトへの登録も順次進められる予定で、インド規格のコンピューター用キーボードにも反映されていきます。

早くこの記号を国際的に定着させるため、インド政府関連官庁では率先してこの記号を正式使用していきます。

この記号はインド国民からの応募(約3000の応募がありました)を受け、インドのイメージや特性に詳しい学者・芸術家・政治家などの国民からなる評議員によって選出されました。

今回決定したのは  Shri D Udaya Kumar さん の応募作品です。

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デリー空港 新ターミナル オープン!!!

長らく工事中だったデリー国際空港(Indira Gandhi International Airport)の新ターミナルが2010年7月28日、オープンしました。

以前のターミナルを利用したことがある方々には驚きの変貌です。

以前のターミナルは、「こんなにたくさんの国際線が発着しているのに・・・なぜコレ」と思うような、「コレを『ターミナル』と呼ぶのかい」と言いたくなるような・・・お店も少ないし、表示が壊れていたり・・・だったのですが、『アジアの国際都市』らしいターミナルになりました。

新ターミナル(第3ターミナル)のオープンにともない、国際線は全てこの第3ターミナルを利用することになります。

国内線は現在、以前通りに第1ターミナルを使用していますが、8月27日から、キングフィッシャー航空、ジェットエアウェイズ、インディアン航空、JetLiteが第3ターミナルを使用する予定です。(第3ターミナルを使用する国内線航空会社は変更になることがあります。)

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・・・個人的には以前の『田舎の空港』っぽいのが好きでしたが、お客様をご案内する身としてはホッとしました。これでインドの空港名物()『ぼったくりニセ旅行会社の空港送迎ガイド』が一掃されると良いのですが・・・彼らはたくましいですからね・・・きっと新戦法をあみ出してくるのでしょうね・・・空港が新しくなって、使いやすくなっても、そこにいる人間が変わったわけではありませんので、インドに限らず、海外へご旅行の際はある程度の緊張感を持ち続けましょう

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ホーリー

Happy Holi

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今年もホーリーがやってきました

短いインドの冬が過ぎ、春を迎えるインドのお祭り、ホーリーです

インドは常夏のイメージがあるけれど、北部の冬はかなり寒いです。首都デリーでもヒマラヤからの風にのって、雪が舞うことさえあります。気温差が激しいために霧が発生して交通の混乱は毎年のことですし、一般家庭の防寒対策がままならない村落部では寒さのために毎年死者が出ています。

そんな厳しい寒さが終わりを告げ、生命の息吹を感じさせる季節を迎える喜びを祝うのがホーリーです。これを境に今度は厳しい暑さを迎える季節となり、日本人としては嬉しいような、悲しいような・・・という感じなのですが・・・

ホーリーは「色の祭り」とも言われます。冬の間、南国の色彩が息をひそめ、「春=色」を迎えるお祭りですので、人々は色水をかけあいます。

ピンク、青、緑、黄色・・・私はやっぱりピンクが好きです。日本人の春のイメージはやっぱり桜のピンク・・・だからでしょうか・・・

この日ばかりは、外を歩けば必ず色水をかけられます。各家庭の2階や屋上のバルコニーから、通りを歩く人をめがけて色水が降ってきます。人も動物もカーストも関係ありません。この日に外を歩こうとするなら、「色まみれ」は必須です。白い犬はピンクとブルーのブチ犬に、白い牛も色とりどりのおめかし牛に・・・かくいう私もインド在住時は子供の水鉄砲をとりあげて、住まいの屋上から通りを歩く人々を色水入りの鉄砲で狙ったものです。

この日は無礼講。誰に色をつけても、怒られないのです

ヒンディー語に「ホーリー・エー」と言う言葉があります。後ろについている「エー」という音は動詞の変化で「~してください」という意味になります。で、「ホーリー・エー」というのは、「許してください。」と訳されますが、私としては、「(笑って)許容してください」と言う意味に近いと思っています。

各町内会(?)では2階くらいの高さの木の枝や建物から綱を渡して、素焼きの壺の中に色水とお金を入れ、若者達(これに参加するのは一般的に男性のみ)が協力して肩車をしたりして色水だらけになりながら壺の中のお金を争奪します。もちろん、各家からもバケツで色水が降ってきますから、若者達がかぶるのは素焼きの壺の中の色水だけではありません。壺を手に入れる頃には、若者達は色々な色が混ざり合い、頭の先からつま先まで、カラスのような色になっています。

女性たちは・・・というと、色水をかぶるという危険を冒しつつも、この壺が設置された場所に出向き、ちょっと離れたところで若者達の様子を観戦したり、家の中でパコリ(豆の粉で衣をつけた天ぷら)をつまんだり、男性達に配ったりしながら楽しみます。

観光客も、この日は色水攻撃を避けることはできません

私のインド滞在中のある年のホーリーの日の午後・・・私が働く事務所があるホテルに宿泊のお客様(カナダからのお客様だったと思います)からクレームが・・・

「洗濯に出した白いTシャツがピンクとブルーのミックスされたTシャツになってもどってきたぁ~

洗濯屋さんは外に洗濯物を干します・・・ホーリーの日だから外には干さずに大切に扱っていたようなのですが、期日までにお届けを遂行しようとして・・・途中、色にまみれてしまったようです・・・うぅむ・・・相手がインド人なら「ホーリー・エー」で済むけど、外国人には通じないし・・・大切なTシャツだったらしく、めちゃめちゃ怒ってるし・・・途方にくれたホテルスタッフに午後になって呼び出された(お祭りのピークは午前中なので私には外出禁止令が出ていた。)私は色水から身を守るためにホテルの専用車で自宅からホテルに到着したのですが(いつもは徒歩で出勤している)、それでも車に乗るまでと降りてからホテルに入るまでに色水まみれ。色とりどりに染まった私の顔や衣装を見て、怒りに顔を紅く染めていたお客様も「しかたがない・・・」と思ってくださったようで、私はあまり怒られませんでした・・・。

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スタッフたちと一緒に・・・今年も ハッピーホーリー

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クマリ カレー (KUMARI CURRY)

年末にも紹介した近所のインド・ネパール料理屋さんを訪問

実は、前回訪問時、壁に飾ってある布のデザインが大変気に入ったのですが、他のお客様がたくさんいたので写真が撮れなかったのです。

今回は閉店間際まで粘って、最後のお客さんになり、お店の方の了解をいただいて撮らせていただきました。きれいな顔のコックさんも厨房から出てきてくれました

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店名にもある「クマリ (KUMARI)」とは『女神』を意味します。ネパールでは『生き女神』として見出された幼女が「クマリの館」で女神として生活し、「女性」になり、女神を引退するまでその役割を果たしているのが有名で、「クマリの館」は観光地にさえなっています。

だから、インドでも、ネパールでも女の子のミドルネームに「クマリ」が多く使われます。

このお店ではテイクアウトも受けてくれるし、辛さの調節もしてくれます

外国人のお客様も多く、テーブルが6個しかない小さいお店なのですが、いつもお客様でいっぱいです。近所に住んでいるらしいお馴染みさんの白人男性がふらりと一人で来ていたり、南アジアから来たらしい観光客が7~8人の団体で来ていたり・・・お店の中でいろんな国の言葉が聞けますよ。

KUMARI RESTAURANT(荻窪店) 

TEL:03-6303-3911

*定休日なし 

*OPEN:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)(平日15:00~17:00は休憩)

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私がたいそう気に入ったこの壁にかけられた布の絵は、「ネパールっぽ~い!」とおっしゃるかたが多いと思います。確かに、インドで有名な細密画よりも絵のタッチも描かれた図柄も庶民的です。でも、インドで細密画が発達したのはイスラム大国家を築いたムガール帝国時代ですから、それ以前の人々や、庶民の生活を描いたこのようなデザインは今でもインドの地方に多く伝承されています。ネパールの図柄に似ているのはやはり近くに位置するインド東北部ですね。

あまり知られていませんが、新潟県十日町にミティラー美術館という廃校を使った美術館があり、インド・ビハール州のミテイラー画を中心にインドの民族美術品が多く展示されています。私にはかなり楽しい所ですよぉ~

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七面鳥もいいけどカレーもね (^o^)v

インドでは、南部キリスト教圏を除き、良い子のお家にもサンタクロースはあまり来ないようです。

『○○ちゃんのところにサンタクロース来る』 と○○ちゃんのお祖父ちゃんにきいたところ、

『ここにはそんな習慣はありませんので、まだ来たことはありません。』 とのこと。

『クリスマスにあなたは私にプレゼントをくれたことがないのに、どうして○○のことだけ心配するのですか?』

って、あなた、大人だし

大人は自分で稼いで手に入れようよ

インドのクリスマスはやっぱりカレーです。

というわけで、近所の 『インド・ネパール料理』店に行ってきました。

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(左)豆とトマトと野菜のサラダ(右)豆粉の薄焼き胡椒入り。 写真撮るの忘れて、食べちゃった・・・ 失礼 

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『モモ』  中華料理の点心をカレー風味ソース(かなり辛い)でいただく。(本来のチベット料理の場合は醤油系のソースでいただくが、ここではネパール風)

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タンドリーチキン

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タンドールで焼いた海老

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ネパール産ビール

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野菜カレーとほうれん草マトンカレーとナンとご飯とお漬物のセット

実は私、南アジアのこのお漬物が苦手なのですが、ここのお漬物はおいしくいただけました。 

それに、小カレー2種類とナン・ご飯・お漬物のセットにはこのカレーは入っていないのですが、お店の方にお願いしたところ、快くセットで作ってくださいました。感謝

また、このお店でテーブルに使用しているのは、透明ガラスの下にネパールのお家の戸口に使われるドア とってもカワイイです

基本的に旧暦で祭事を行うヒンズー教徒にとって、西暦のお正月はそんなに重要な行事ではないようで(近頃の若い人たちは西洋風にカウントダウンとかしますけど)、日本でも年末年始も営業しているインド料理店が多いです。

純和食のお正月料理の合間に、インド料理も良いものですよ

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ディワリ

すっかりご無沙汰してしまいました。

インドを忘れているわけではありません。

インドに行っていないわけでもありません。

でも、今日、インドとチャットをしていて、

「はっ!!!そろそろ『ディワリ』だっ!」

と突然に思い出して、今年の日にちを確認したのは事実です。

 今年の『ディワリ』は10月17日です。

では、インド全国の人々が待ち焦がれている光り輝く美しいお祭りを紹介致します。

このお祭りは、叙情詩「ラーマーヤナ」の英雄であるラーマ神の14年ぶりの帰郷日を記念して祝われます。

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家々はきれいに拭き清められ、こんなふうに、戸口の角に光を灯して、冨と幸運の女神『ラクシュミー』を招きます。

上の写真の左はフラッシュ無しで撮ったもので、手作りで素焼きの小皿に油を入れた燈明はこんなふうに幻想的な光を放ちます。右は戸口だとわかるようにフラッシュを使って撮ったものですので、ちょっと興ざめかもしれません。

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家中に飾る燈明を一つ一つ手作りします。素焼きの小皿に綿花でつくった芯を入れ、バターからつくるオイルを入れて火を灯します。全てナチュラル素材。素手でつくると手肌もスベスベに

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更に、お家の中に小さなおもちゃのようなお家を飾り、ここにも燈明を置いて、お供えの豆類やお米やお菓子を置いて富と幸運の女神をもてなします。

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そして、女の子たちはお家の中で花火。

男の子たちは玄関口で花火。

女神様が迷わず我が家のもてなしを受けてくださいますように・・・

HAPPY DIWALI !!!

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インド政府観光局 in 東京 ラッピングバス出発式

インド政府観光局の標語、「Incredible  !ndia (インクレディブル インディア)」のラッピングバスが都内を走ります。

2008年11月6日 16:30 東京の鍛冶橋駐車場で出発式。

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在東京インド大使が出発を仕切ります。

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大使(左)を案内するのはインド政府観光局東アジア地区総局長のM.サダナ氏(右)。

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今回の出発式はバスですが、ラッピングタクシー(?)があります。

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タクシーの運転手さんはインド政府観光局東アジア地区総局次長のP.K.チョーダリー氏と一緒に記念撮影。

運転手さん達は日本人ですが、インド風のターバンを着けて運転するそうです。

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このタクシーはインドで活躍する「オートリキシャー」(三輪自動車タクシー)が原型です。

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これはインド国内で活躍中・・・にパンクして修理中の様子・・・

インド国内で活躍中の様子は後日報告しま~す。お楽しみに!

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さて、鍛冶橋駐車場を出発したラッピングバスは、参加者を乗せて都内を走行し、光輝く銀座に到着しました。

インド料理店を借り切って、入り口では参加者全員にインドのショールをプレゼント。

大使もショールをかけて御挨拶。・・・さすが、インド人、お似合いですね。

インド人ヨガ講師によるヨガ基本精神の説明、お弟子さんによる実演もあり、もちろんおいしいインド料理もふるまわれ、楽しいひとときを過ごしました。

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